兵庫県の銘茶・仙霊茶の製茶師がつくるプライベートブランド「UKIYO TEA」様の包装紙を制作いたしましたのでご紹介いたします。
透け感のあるグラシンに浮世絵の絵柄を印刷させていただきました。グラシンにこのようなテイストのデザインを印刷したのは初めてでしたが、斬新かつどこかしっくりくるような、素材とデザインが絶妙に調和する仕上がりに感嘆いたしました。

お茶の箱を包むほか、様々使い方を構想していらっしゃるそうです。
（掲載写真は実際の包み方とは異なります）

製茶師様がコレクションされている中の、透けた紙の浮世絵に着想を得られたそうで、ブランド誕生のころから企画を温めていらっしゃった思い入れのある包装紙です。
ブランドを象徴するキャラクター・花魁紫の日常をテーマに、デザイナー様のインスピレーションをプラスして、「浮世の世界の布をコラージュ的に貼り付けたようなイメージ」で幾何学的なデザインをされました。

グラシンは薄くパリパリした質感のため、オフセット4色掛け合わせのカラー印刷が非常に難しい紙です。当社の得意とする薄紙カラー印刷の技術で実現のお手伝いができましたこと、とてもうれしく存じます。

UKIYO TEA様HP：https://ukiyo-tea.com/